経験や資格がなくても就くことができる看護助手の仕事

無資格、未経験でも仕事に就ける点は、看護助手として働く上で最大の魅力ともいえる点でしょう。看護師は看護師の国家資格が必要ですが、看護助手は医療行為を行うことがありません。

看護助手は、看護師のサポートやカルテの整理などの事務作業、患者さんの身の回りのお世話が主な業務となります。そのため、冷静に判断する力や、患者さんや看護師とのコミュニケーションを問題なくとるスキルがあれば、未経験でも医療現場で活躍できます。
また、職場の就業規則によって異なるケースもありますが、基本的には何歳であっても業務に就くことが可能であり、未経験で40代や50代でも挑戦できます。看護助手の仕事は、大学病院や総合病院などで求人が多く見られます。規模が大きい病院ほど教育制度や人員育成にもしっかりと力を入れていることが多く、その点もメリットといえます。
しかし、年齢制限は原則ないとはいえ、業務の中には体力が必要な場面も多くあるため、基礎的な体力は求められるでしょう。また、せっかく長く看護助手として働くのであれば昇給や年収アップも目指したいと考える人も多い中、資格がない場合の大幅な年収アップはなかなか難しいようです。役職に就く機会も多くはないため、未経験で看護助手をスタートした場合でもその先に資格取得を目指した方が長い目で見た際にメリットとなるでしょう。
医療業界や看護の現場における人手不足を助ける意味でも、看護助手の役割は大きな存在となり、やりがいも大きいでしょう。未経験でも、興味があれば積極的に挑戦してみてよいかもしれません。

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